Cloudflare、CISAのレジストリおよび権威ドメイン名システム(DNS)サービス調達案件を落札

720万ドルのこの契約により、Cloudflareは .govドメインユーザーのための耐障害性強化とセキュリティ簡素化を行います

セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)から、.gov TLD(トップレベルドメイン)にレジストリサービスおよび権威DNSサービスを提供する720万ドルの契約を獲得しました。

「インターネットのおかげで、選挙民が米国政府に容易にアクセスできるようになりました。パスポートを申請するにしても、地域社会のための安全衛生関連のアドバイスを求めるにしても、議員に相談するにしても、かつてなく手軽にできるようになっています。」と、Cloudflareの共同創業者でCEOのMatthew Princeは述べています。「政府機関のDNSが信頼性が高く安全なものであることは、すべての .gov活動に対する信頼を植え付ける上で非常に重要です。そのためにCloudflareが選ばれたということは、当社ネットワークの信頼性と安全性の証です。」

CISAは米国のリスクアドバイザーであり、パートナーと協力して現代の脅威に対する防衛を担い、将来に向けてさらに安全で耐障害性の高いインフラの構築に取り組んでいます。CISAでは、連邦政府のIT事業や州・地域のパートナー、国家の重要機能をサポートするシステムの安全を守るため、サイバーセキュリティツール、インシデント対応機能、評価サービスを提供することによって、米国の対サイバー攻撃防衛能力を開発しています。

DNSは、インターネットアプリケーションの安全確保の基盤を成す中核的インターネットサービスです。CISAは、可用性の高いDNSサービスに対するニーズを満たし、.govドメインユーザーのために耐障害性を強化し、セキュリティ操作を簡素化するレジストリサービスおよびDNSサービスを、Cloudflareから調達することにしました。CISAは、米国を拠点とする政府機関で .govドメインを無料で利用できるようにしていますが、登録するだけではドメインをインターネットに載せることはできません。DNSサービスが訪問者をサイトへ誘導します。米国ベースの真正な政府機関であれば、.govTLDレジストリとDNSのサービスを利用できます。

Cloudflareはこの契約により、.govゾーン用のマネージドネームサーバーと .govドメイン名用の権威DNSホスティングを提供することになります。Cloudflareは、CISAが掲げる以下の目標の達成をサポートします:

  • .gov関連のインフラと政府機関の攻撃対象領域を縮小
  • DNSセキュリティ管理の機密部分を自動化、メールで政府を騙ることを難しくするDNSレコードのデフォルト設定、新機能の提供
  • DNSエコシステムの特定の問題に対して、事後対応力よりも事前検知力と防止力を高めるために可視性を向上

CloudflareはこのほどFedRAMP Moderateの認証を取得し、FedRAMP marketplaceでの利用が可能になりました。Cloudflareは、グローバルネットワークを通じて、40以上の米国連邦政府機関にセキュリティ、パフォーマンス、信頼性を高めるサービスを提供します。CISAは、2021年からCloudflareを使って連邦一般行政部(FCEB)の全機関向けにProtective DNSリゾルバーソリューションを提供し始めました。Cloudflareは、米国の選挙インフラをはじめとする重要な政府機能をサポートすることを約束し、Athenianプロジェクトを通じて州、郡、市町村の選挙管理官に無料でサービスを提供しています。

詳細は以下のサイトでご確認ください。

Cloudflare(クラウドフレア)について Cloudflare, Inc.(www.cloudflare.com/ja-jp/ @cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareの製品スイートは、ハードウェアの追加やソフトウェアのインストール、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護し、高速化します。Cloudflare上のインターネットプロパティは、すべてのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされます。しかも、このネットワークはリクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは、2020年の「Reuters Events for Global Responsible Business」で表彰されました。また、2021年にFast Companyの「Most Innovative Companies」、2022年にNewsweekの「Top 100 Most Loved Workplaces」に選ばれています。

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