Cloudflare、オンライン詐欺検出市場に参入
Cloudflare、オンライン詐欺検出市場に参入
Cloudflareの巨大なグローバルネットワークの上に構築された新ソリューションを発表、パフォーマンスを損なうことなく、増大するオンライン詐欺のリスクから自社ブランドを保護する企業を支援
Cloudflareの巨大なグローバルネットワークの上に構築された新ソリューションを発表、パフォーマンスを損なうことなく、増大するオンライン詐欺のリスクから自社ブランドを保護する企業を支援
セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare, Inc.(クラウドフレア))は、本日、企業が自社のブランドや収益に影響を受ける前に、不正取引、偽造アカウント登録、アカウント乗っ取り攻撃、カーディング攻撃などのオンライン詐欺を迅速に特定・阻止できるようにするため、詐欺検出市場への参入を発表しました。Cloudflareは、高度な機械学習モデルとグローバルな脅威インテリジェンスを基盤とするCloudflare Fraud Detectionを開発し、アカウント詐欺と支払い詐欺を迅速に阻止すると同時に、背後にいるボットと人間を自動的かつ世界規模でブロックします。
デジタル不正行為の脅威は、常に進化し、高度に標的化され、人間でもボットでも実行可能な状況です。PWCの『世界経済犯罪・不正調査』によると、年商100億ドルを超す企業の半数以上が、過去2年間に何らかのデジタル不正行為に遭遇しており、これは過去数十年間で最も高い水準となっています。今日、企業は、しばしば不正と闘うために、リソースに重きを置いたチームを採用したり、複数のベンダーを活用したりしています。しかし、どちらの選択肢も、顧客トランザクションのスピードと体験を妨げる可能性があります。さらに、強力な脅威情報へのアクセスが本質的に欠如しているため、不正行為がボットと人間のどちらに由来するのかを企業が理解し、リアルタイムでそれを阻止することが難しくなっています。攻撃の規模が大きくなり、攻撃者が戦術を進化させるにつれて、企業が攻撃を検出した時点で阻止するためには、より速く、より包括的な方法が不可欠です。
Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「Cloudflareはオンライン環境でのユーザー保護において、顧客から長年の信頼を得ています。今後、オンライン詐欺問題に取り組むことで、その信頼をさらに深めていきます。Cloudflareの大規模なグローバルネットワークの活用により、今起きていることに対する知見を広げ、安全性を高めることができます。Cloudflareのネットワークを活用することで、他社よりも速くオンライン詐欺を阻止できると信じています。そして、ビジネスリーダーがオンライン詐欺によって自社のブランド、カスタマーエクスペリエンス、または収益が悪影響を受けるのではないかという不安から眠れない夜を過ごすことがなくなるよう願っています」と述べています。
Cloudflareのグローバルネットワークは、100か国超の285を超える都市に広がり、大手オンライン小売業、世界規模の金融機関、決済プロバイダーなど、数百万のWebサイト、API、モバイルアプリケーションを支えています。Cloudflareは、このグローバルネットワークをもとにオンライン詐欺の脅威に対し、より深い見識を提供するリアルタイムの高度な検出モデルを開発。開発したモデルをほぼリアルタイムに実行してパフォーマンスに影響を与えることなく脅威を阻止することができます。Cloudflare Fraud Detectionは、まず世界中で、さまざまなCloudflare製品で見られる種々の脅威アクティビティを統合します。たとえば、Cloudflare Fraud Detectionは、フィッシング攻撃といったCloudflareのクラウドメールセキュリティからの見識と、Cloudflare One脅威インテリジェンスチームからの新たな攻撃に関する情報を組み合わせて、新しいユーザー登録におけるメールアドレスが偽物の可能性があるかどうかを判断します。Cloudflare Fraud Detectionを使用することで、企業は詐欺のトランザクションをリアルタイムにブロックするなど、直ちに行動を起こせるようになります。これを実現するのが、Cloudflareネットワーク全体へ瞬時に行き渡る機械学習プラットフォームです。このようなアーキテクチャ上の利点により、企業は、新たに発生する脅威を迅速かつ自動的にブロックできます。特に、詐欺のトランザクションが1件処理されるより先にブロックすることもしばしばあります。
企業は、Cloudflare Fraud Detectionを活用することで、以下のような脅威に特化した検出機能を備えた、統合不正管理ソリューションを手にすることができます。
- ボットを世界規模で阻止する:Cloudflareの既存のボット管理に関する専門知識により、企業は人の介入なしに、自動的に悪意のあるボットトラフィックを遮断することができます。
- ブランドの評判と消費者の信頼を守る:ブランドが、シームレスなカスタマーエクスペリエンスとセキュリティの二者択一を迫られるべきではありません。Cloudflareは、ユーザーの通常操作を複雑にしたり、余分な手順を加えたりすることなく、攻撃者が偽のアカウントを作成するのを防げるようにします。
- 過去に侵害を受けたユーザーも保護する:クレデンシャルスタッフィング攻撃とは、1つのサイトで侵害されたログイン認証情報を使用して、他のWebサイトのアカウントにアクセスする行為で、ユーザーが複数のWebサイトで同じパスワードを使用している場合、盗まれた情報が別のサイトでも機能するため被害が拡大します。Cloudflare Fraud Detectionを利用することで、ブランドはこのような攻撃を検出し、阻止することができます。
- 盗まれたクレジットカードの悪用を防ぐ:ハッカーは次第に度を増して大規模なボットネットワークを使用し、盗み出したクレジットカード情報を悪用して膨大なオンライン詐欺を行うようになっています。攻撃者はときに、カードの所有者がカードの盗難に気づく前に、カードを悪用して物品を購入することさえあります。Cloudflare Fraud Detectionは、内蔵型検出機能を持ち、これらのボットネットを識別し、停止します。
Cloudflare Fraud Detectionについて詳しくは、Cloudflare Blogをご覧ください。
Cloudflare(クラウドフレア)について Cloudflare, Inc.(https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareの製品は、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareのインテリジェントなグローバルネットワークを経由することによって、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがリクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムやその他の攻撃が減少します。Cloudflareは、2020年に「Reuters Events for Global Responsible Business」から表彰され、2021年にはFast Company「Most Innovative Companies」に選出、2022年にはNewsweek「Top 100 Most Loved Workplaces」にランクインしています。
将来予想に関する記述 本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、それらには重大なリスクおよび不確定要因が含まれています。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、ないしそれらの否定表現、あるいは当社の予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語もしくは表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または黙示された将来予想に関する記述には、以下に関するものを含みますが、それらに限定はされません。Cloudflare Fraud DetectionおよびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの性能と有効性。Cloudflare Fraud DetectionおよびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用によってお客様が得られるメリット。Cloudflare Fraud DetectionおよびCloudflare Fraud Detectionに含まれる様々な機能が開発され、Cloudflareのすべてのお客様(現行および見込み)にベータ版として公開、あるいは一般公開されるタイミング。Cloudflareの技術開発、将来の事業活動、成長、イニシアチブ、戦略、CloudflareのCEOなどのコメント。Cloudflareが2023年2月24日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書(フォーム10-K)やCloudflareがSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。
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