Cloudflare、企業のZero Trustセキュリティを簡素化するためにAtlassian、Microsoft、Sumo Logicと統合
Cloudflare、企業のZero Trustセキュリティを簡素化するためにAtlassian、Microsoft、Sumo Logicと統合
新たな連携により、企業が保護・支援を必要とする領域へCloudflare One Zero Trustプラットフォームを拡大
新たな連携により、企業が保護・支援を必要とする領域へCloudflare One Zero Trustプラットフォームを拡大
セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare, Inc.(クラウドフレア)は、本日、Atlassian、Microsoft、Sumo LogicとZero Trust機能の統合を発表しました。この新たな統合により、あらゆる規模の企業が、自社で利用するツールやアプリケーションを企業向けのZero Trustセキュリティで容易に保護できるようになります。今後、企業は、AtlassianのConfluenceやJira Softwareの製品で、Cloudflare One SASEプラットフォームから得たセキュリティの知見を活用できるようになるため、この情報を活かし、Microsoft Sensitivity Labelsとの統合で分類およびラベル付けされたデータを保護する、Sumo LogicのCloud SIEMで脅威の検出や調査を促進するといった作業を、わずかな作業で実行できるようになります。
Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「CISOは現在、Zero Trustアプローチを本質的に必要とするアプリケーション、ツール、デバイスの複雑なマトリックスを保護するという責任を負っています。だからこそ、CISOが自社のセキュリティ導入過程のどこにあっても、Cloudflare Oneを可能な限りシームレスにするため、このソリューションを拡張し続けます。私たちは、企業がビジネス上必要とするすべての場所にZero Trustセキュリティを導入するために、ボタン1回のクリックで実現できるくらい、作業を簡素化したいと思っています」と、述べています。
今、セキュリティ業界では、限定的で個別のセキュリティ上の課題に焦点を当てたソリューションで埋め尽くされています。企業は何十もの製品やサービスと統合することを余儀なくされ、このような環境が、企業のWebサイト、従業員用アプリケーション、企業ネットワークのすべてにZero Trustセキュリティを統合することをより困難にしています。こうした統合が進んだ結果、企業は、Zero Trustセキュリティに関する知見を、自社のビジネスや従業員が利用しているツール、アプリケーションに深く組み込めるようになりました。Cloudflare Oneは、2020年の発売以来、世界中で1万社超の企業に、すべての場所で自社と従業員の安全を守るための統一プラットフォームを提供してきました。これにより、何十もの分断された問題に対処する必要性が解消されました。
この新しい統合により、企業は以下のことを実現できます。
- 従業員がコラボレーションに利用する一般的なツールの保護: Cloudflare Oneと、Jira SoftwareやConfluenceなどを含む、Attlasianのコラボレーションツールを統合することで、企業はセキュリティ問題を迅速に検証、検出、表面化し、プライベートな内部データを保護できます。
- 既存のMicrosoftラベルを使用した機密データの保護: 現在、Cloudflare Oneのお客様は、Microsoft Information Protectionラベルを同期し、Cloudflareデータ損失防止(DLP)を使用して、企業の機密データの移動を検出、監視、ブロックするためのポリシーを作成することができます。
- より正確で有用なセキュリティの知見をセキュリティチームに提供する: 設定不要のパーサーとして利用可能なLogpush用のZero Trustログの自動的な標準化と関連付けをSumo LogicのCloud SIEMでサポートする機能拡張により、Zero Trustログによって生じる「アラート疲れ」を軽減し、セキュリティとネットワークデータを忠実度の高い知見へまとめることで、セキュリティアナリスト向けの優先順位付けを加速できます。
Microsoftの製品マーケティング、データセキュリティ、コンプライアンス、およびプライバシーエコシステム部門でディレクターを務めるHammad Rajjoub氏は、「現在の脅威対策において、データ漏えいを防ぐことは重要なビジネスニーズになっています。機密データを分析し、社内から機密データが漏えいしないようにすることは、データセキュリティの2本の柱となっています。Cloudflareはこのプロセスをシームレスに実行し、CIOチームに詳細な防御対策とともに事前対応型のセキュリティと、活動場所の変化に対応するためのさらなる自動化を提供するために、Microsoft Purview Information Protectionとの統合を実現しました」と述べています。
Sumo Logic社のビジネス開発担当副社長、John Coyle氏は「当社はCloudflareのパートナーとして長期にわたり、共通のお客様がWebサイトやアプリケーションのイベント、トレンドを分析し、デジタルエクスペリエンスを改善するためにエンドツーエンドで可視化を図れるよう連携してきました。今度は、Sumo LogicのCloud SIEMで共通のお客様のZero Trustセキュリティ態勢にリアルタイムの知見を提供するため、このパートナーシップを発展させます」と述べています。
より詳しい情報については、以下のリソースをご覧ください。
- ブログ: Cloudflare CASBでAtlassianをスキャンして安全強化
- ブログ: Cloudflare One DLPは、Microsoft Information Protectionラベルに統合します
- ブログ: Sumo LogicにZero Trust信号を追加し、セキュリティインサイトを強化
- ブログ: Descalerプログラムの利用により、ZscalerからCloudflare Oneへスムーズに移行
Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.(https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareの製品は、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareのインテリジェントなグローバルネットワークを経由することによって、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがリクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムやその他の攻撃が減少します。Cloudflareは、2020年に「Reuters Events for Global Responsible Business」から表彰され、2021年にはFast Company「Most Innovative Companies」に選出、2022年にはNewsweek「Top 100 Most Loved Workplaces」にランクインしています。
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、それらには重大なリスクおよび不確定要因が含まれています。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、またはそれらの否定表現、あるいは当社の予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語もしくは表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースで明示または暗示されている将来予想に関する記述には、以下に関するものを含みますが、それらに限定はされません。Zero TrustソリューションのCloudflare Oneスイート、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの性能と有効性。Zero TrustソリューションのCloudflare Oneスイート、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用、Zero TrustソリューションのCloudflare Oneスイート、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーとAtlassian、Sumo Logic、およびMicrosoftとの統合によってお客様が得られるメリット。Cloudflareの製品とAtlassian、Sumo Logic、およびMicrosoftとの統合によって、付加的な顧客を獲得する、並びに、既存の顧客の販売を増やす潜在的な可能性。Zero TrustソリューションのCloudflare Oneスイート、およびCloudflareの他の製品およびテクノロジーの使用によってお客様が得られる想定される機能とパフォーマンス。Cloudflare Oneに含まれるさまざまな新機能が、Cloudflareのすべてのお客様(現行および見込み)に一般公開されるタイミング。Cloudflareの技術開発、将来の運用、成長、イニシアチブ、または戦略。CloudflareのCEOその他のコメント。Cloudflareが2023年2月24日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した年次報告書(フォーム10-K)やCloudflareがSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスク(ただしこれらに限定はされない)をはじめ、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。
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