CloudflareとOracleがデータ転送無償化とマルチクラウド環境移行の推進で協力
CloudflareとOracleがデータ転送無償化とマルチクラウド環境移行の推進で協力
OracleはBandwidth Allianceのメンバーとしてクラウドプロバイダー19社と協力し、業界全体でデータ転送料金の削減に取り組みます。
OracleはBandwidth Allianceのメンバーとしてクラウドプロバイダー19社と協力し、業界全体でデータ転送料金の削減に取り組みます。
サンフランシスコ(カリフォルニア州)、2021年11月4日— Cloudflare, Inc.(NYSE:NET)― セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を追求しより良いインターネットの構築に貢献するCloudflareは、OracleがBandwidth Allianceに新たに加盟したクラウドプロバイダーとして不必要なデータ転送料金の撤廃に向けて協働していくことを発表しました。これにより、CloudflareのサイバーセキュリティソリューションとOracleのクラウドインフラストラクチャの両方を利用する企業は、Bandwidth Alliance非加盟のクラウドプロバイダーが課す高額なデータ転送料金を回避でき、必然的にコストを削減することができます。
「企業には選択肢と公正価格が提示されてしかるべきなのですが、残念なことに一部のベンダーがデータ転送(アウト)に法外な料金を課して顧客をロックインしています。私たちがBandwidth Allianceを創設したのは、この問題の解決に向けて他社と協力し、帯域幅費用の節約分を企業に還元するためです。Oracleがこの使命に賛同してベンダー選択肢とエグレス料金引き下げのメリットを企業にもたらそうとしていることは、素晴らしいと思います。」(Cloudflare共同創業者兼CEO、Matthew Prince)
2018年9月に創設されたBandwidth Alliance は、共通の顧客にデータ転送料金(エグレス料金ともいいます)の割引や免除を提供しようとする先進的なクラウド企業とネットワーク企業のグループです。現在、パートナー企業は19社で、法外なエグレス料金に悩まされる共通顧客に最良のパフォーマンスと優れたコスト効率を提供すべく協働しています。のメンバーはパートナーとして協力することでコスト削減の効果を顧客に直接還元でき、顧客はコンピューティング、ストレージ、その他のクラウドサービスを選ぶ際に帯域幅費用を考慮する必要なく複数のクラウドプロバイダーの中から選ぶことができます。
Oracle Cloudのインフラストラクチャは既にネットワーキングサービスを安価で提供しており、企業は比較的低コストで大量のデータを移行することができます。データ転送受信(イン)は無料で、送信(アウト)は地域ゾーンや製品SKUごとに最初の10TBまでが無料になっています。OracleはCloudflareと協力して、共通の顧客についてOracle Cloud Infrastructure (OCI) Object Storageからのデータ転送のエグレス料金を無料にします。北米を皮切りに、その後世界中で実施していく計画で、既に現行クラウドより低いデータ転送料金をゼロまで引き下げていきます。
「当社は、マルチクラウドやハイブリッドクラウドの採用に限らず、お客様にクラウド利用の選択肢を提供することを常に重視してきました。また当社は、お客様が自社所有のデータをクラウド環境や自社データセンターから出し入れする際に料金を課されるべきではないという考えです。お客様が最も貴重な資産である自社データから最大限の価値を引き出せるよう支援したいのです。そこで、変えるべき時が来ている価格戦略の変革にCloudflareと協力して取り組むことにしました。」(Oracle Cloud Infrastructure エグゼクティブVP、Clay Magouyrk氏)
追加リソース:
- Bandwidth Alliance | Oracle Cloud
- About the Bandwidth Alliance
- Learn more about Oracle's partnership with Cloudflare
- Blog: Empowering customers with the Bandwidth Alliance
- Learn more about Oracle Cloud Infrastructure
Cloudflare(クラウドフレア)について Cloudflare, Inc.(https://www.cloudflare.com/ja-jp/ /@cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティのすべてのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テキサス州オースティン、イリノイ州シャンペーン、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントン州シアトル、ワシントンDC、トロント、リスボン、ロンドン、ミュンヘン、パリ、北京、シンガポール、シドニー、東京にオフィスを構えています。
将来予想に関する記述 本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条または1934年米国証券取引所法21E条(いずれも改正法)に該当する記述)があり、重大なリスクおよび不確定要因を含んでいます。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、またはそれらの否定表現、あるいは当社の予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語および表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースにて明示または黙示されている将来予想に関する記述には、次を含みますが、これらに限定されません。Bandwidth Alliance並びに当社の製品および技術、OracleのBandwidth Alliance加盟によるお客様へのメリット、Bandwidth Alliance並びに当社の製品および技術から期待される機能およびパフォーマンス、Bandwidth Allianceに関する当社の計画および目的、当社の技術開発、将来の事業活動、成長、イニシアチブ、戦略、および当社のCEOなどのコメント。2021年8月6日に米国証券取引委員会(SEC)に提出されたフォーム10-Qに関する年次報告書およびSECに随時提出するその他の文書で詳記したリスク(ただしこれらに限定されない)など、さまざまな要因により、実際の結果が、将来予想に関する記述で明示または黙示したものと大きく異なる可能性があります。
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