エグレス料金を不要にする分散型オブジェクトストレージ、Cloudflare R2 Storageが、大手生成人工知能(AI)企業に不可欠なインフラストラクチャを提供します。このパートナーシップによって、AIインフラ企業はベンダーロックインを回避でき、生成AIモデルの訓練が手頃なコストで行えるようになります。
生成AIが効率よく並列処理を行うには、強力なGPUが必要です。Cloudflare Workers AIを使えば、機械学習モデルをCloudflareグローバルネットワーク内のサーバーレスGPUにデプロイできます。生成AIのスタートアップ企業がAIモデルを訓練する際にクラウドプロバイダーの計算容量が足りないという問題がありますが、データ訓練用のオブジェクトストレージとしてCloudflareのR2を使えば柔軟性が生まれます。それにより、お客様は容量、コスト、パフォーマンスを基準に、データ転送料がかからない最善のGPUクラウドプロバイダーを選ぶことができます。
「CoreWeaveは計算集約型ユースケースのためのインフラストラクチャを構築し、企業が生成AIや大規模言語モデルを通じて人とテクノロジーの関係を変革できるようにします。それに特化することにより、当社のクライアントが必要な規模と種類のGPUを、AIワークロードに適したパフォーマンス、俊敏性、効率性を実現すべく構築されたインフラ上で使えるようにします。CloudflareのR2ストレージと組むことで、ハイバースケーラーが膨大なエグレス料金を気にしてデータロックインに陥りにくいようにし、企業がマルチクラウドを有意義に利用してメリットを得られるようにすることができます。」
Max Hjelm
営業担当バイスプレジデント