IBMのCloud Internet ServicesはCloudflareで稼働していますので、IBM Cloudのお客様はミッションクリティカルなWebパフォーマンスとセキュリティのソリューションを、容易に購入して設定することができます。それらのソリューションによって、企業は、DDoS軽減、ボットやデータ窃盗からの保護といったセキュリティ上の重大問題や、アプリケーションの可用性確保、インターネットアプリケーションとモバイル体験の加速といったパフォーマンス上の課題を解決することができます。
企業には、パフォーマンスと信頼性を犠牲にすることなく、高度なWebアプリケーション保護を提供するクラウドおよびエッジのセキュリティ戦略が必要です。IBMはCloudflareとのパートナーシップにより、IBM Cloud上の公開Webコンテンツとアプリケーションを保護するよう設計されたセキュリティ機能とパフォーマンス機能(コアを成すDDoS、WAF、DNS、CDNと関連ソリューション)のワンストップショップを提供します。
IBM Cloud Internet Services(CIS)は、インターネット向けアプリケーションをDDoS攻撃、データ窃盗、ボット攻撃から保護したいお客様向けの、簡単に設定可能なソリューションです。また、IBM Cloud Internet Servicesは、120か国、330都市に広がるCloudflareのグローバルエニーキャストネットワークに支えられ、Webアプリケーションを最適化し、モバイルユーザー体験を強化し、インターネット向けアプリケーションのグローバルな応答性と可用性を確保します。
CISは、StandardとEnterpriseの2プランで利用可能です。CIS Enterpriseは、規制コンプライアンスの管理やWebプロパティ全体への拡張を望む大企業に適切なソリューションです。
Cloudflareを搭載したCloud Internet Servicesでは、IBM Cloud、特にIBM CloudのIT管理プラットフォームとシームレスに連携できます。セキュリティやパフォーマンスサービスのために複数ベンダーに依存する代わりに、IBMではIBM Cloudポータルで1つのシンプルなユーザー体験を提供し、数ステップでネットワークサービスのセットアップが終わるようにすることで複雑さを減らし時間を短縮しています。
Cloudflareを搭載したクラウドインターネットサービスは、クラウドワークロードの管理におけるITの一般的な課題に対処するいくつかのソリューションを提供します。クラウドインターネットサービスがハイブリッドクラウド環境全体で高可用性と障害復旧を提供する方法については、次のソリューション概要をご覧ください。