通知を管理して、警告してほしい内容と警告方法を定めます。当社では以下の有効化をお勧めしています。
Cloudflare DNSをご利用いただくと、お客様のドメインへのDNSクエリーはすべて、当社のグローバルエニーキャストネットワ ークが応答します。DNSレコードは、訪問者や他のWebサービスに対して、お客様のドメインに関する情報を伝達する役割を果たします。
Cloudflare DNSを使うと、お客様のWebサイトのレコードすべてをDNSタブで管理することができます。利用可能なオプションについては、Cloudflareダッシュボードの説明動画をご覧ください。
オレンジ色の雲のシンボル は、そのホスト名へのトラフィックがCloudflareを経由していることを示しています。 このオレンジ雲で、オリジンIPの秘匿、キャッシング、SSL、Webアプリケーションファイアウォールなどの機能を有効化します。 当社では、Aレコード、AAAAレコード、CNAMEレコードについてオレンジ雲を有効化することをお勧めします。
グレーの雲 は、CloudflareはそれらのレコードをDNSで公開せず、すべてのトラフィックがCloudflareを経由せずにお客様のオリジンへルーティングされていることを示しています。 これは、レコードまたは非Webトラフィックに照らしてサービス(メールやFTPなど)を検証しようとする場合は、A、AAAA、CNAME以外のレコードのようないくつかのコンテキストで有用です。 Cloudflareでレコードの問題が発生した場合は、DNSタブでそのレコードの雲マークをグレーにすることによって、Cloudflareを一時停止することができます。
オンボーディング後に配信不能メールの問題が発生した場合は、DNSタブでメール受信に使われるDNSレコードの雲マークをグレーにしてください。 デフォルト設定ではHTTPトラフィックのプロキシ化しか認めておらず、メールトラフィックが中断されます。
Cloudflareは、悪意のあるトラフィックを検出してブロックするために多くの機能を提供しています。しかし、悪意を持ったユーザーがお客様のサーバーのオリジンIP(実際にリソースがホストされている場所)を見つけてしまうと、そのサーバーに直接トラフィックを送ったり攻撃したりすることが可能になるかもしれません。
この情報が漏れないようにする対策をご検討ください:
DNSSECは、既存のDNSレコードに暗号署名を付すことによって、安全なドメインネームシステムを作成します。このデジタル署名は、A、AAAA、MX、CNAMEといった一般的なタイプのレコードと共にDNSネームサーバーに保存します。
リクエストされたDNSレコードは、関連づけられた署名をチェックすることによって、中間者攻撃で挿入された偽のレコードではなく、権威ネームサーバーからのもので、途中で改ざんされていないことを確認できます。
当社では、DNSSECを有効化して、Cloudflare上のドメインのDNSにもう一層認証を追加することを強くお勧めします。
SSL証明書は、ユーザー情報を暗号化して、インターネット上におけるユーザーの安全を確保します。SSLを手動構成するには、いくつかのステップを踏む必要がありますが、構成を間違うとユーザーがWebサイトにアクセスできなくなってしまいます。
Cloudflareを使えば、ボタンをクリックするだけでHTTPSを有効化できます。当社では、エッジ証明書とオリジンサーバー証明書を提供しています。
Webアプリケーションファイアウォール(WAF)をデプロイすることにより、送受信トラフィックのタイプによって許可するか否かを一式のルール(しばしばポリシーと呼ばれます)で定めることができます。WAFは、SQLインジェクション攻撃、クロスサイトスクリプティング、クロスサイトフォージェリといった攻撃から保護します。
当社のWAFは、自動防御とカスタムルールを作成できる柔軟性を提供します。
マネージドルールセットを使う場合:
キャッシングとは、ファイルのコピーを一時的な保管場所に保存して、すばやくアクセスできるようにするプロセスをいいます。WebブラウザはHTMLファイル、JavaScript、画像をキャッシュして、読み込み時間を短縮します。DNSサーバーはDNSレコードをキャッシュして、ルックアップを高速化します。CDNサーバーはコンテンツ をキャッシュして、遅延を少なくします。
これらの重要な機能は、お客様のサイトを保護し、最新のコンテンツが表示されるようにするのに役立ちます。
たとえば、選挙結果ページを当社が20分ごとに自動キャッシュするリソースで更新する場合は、エッジキャッシュTTLを20分、ブラウザキャッシュTTLを約1分に設定して、ユーザーが新鮮なデータを入手できるようにします。 あるいは、ファイルを更新するたびに、ファイルURLまたはホスト名によってキャッシュを手動で削除することもできます。