UltiusはCloudflareを利用してフリーランスライティング市場を保護しています。
Ultiusは、ライティング、編集、ビジネス資料の作成といったサービスについて、消費者と有能なフリーランスライターをつなげるオンラインプラットフォームです。UltiusのCEOであるBoban Dedovic氏は次のように述べています。「私は会社のビジョンをどの程度実践できているかに基づいてビジネスの成功を測定します。当社のビジョンは全世界の消費者向けコンテンツソリューションの信頼できるプロバイダーになることです。できるだけ多くの場所と人々にサービスを提供できるようにしたいのです」
Ultiusの課題:DDoS攻撃の軽減とアプリケーションのセキュリティ& パフォーマンス 「当初Cloudflareの利用を検討した理由は、DDoS攻撃を受けていたのと、新しい地域に事業を展開するにあたって堅固で安定したグローバルなインフラストラクチャを求めていたからです」とDedovic氏は説明します。Ultiusを標的としたDDoS攻撃によって、サイトが遅くなる、反応しなくなる、またはユーザーがまったく利用できなくなる恐れがあり、ユーザー体験の悪化、ブランドの信頼喪失、そして最終的には収益低下を招きます。
また、こうした攻撃はデータの盗難を試みる際に注意をそらすために仕掛けられることが多いため、Ulitiusはアプリケーションおよび社内リソースのセキュリティをさらに強化してくれるベンダーを探していました。ほかのWebマーケットプレイスと同様に、ユーザーデータの情報漏えいは企業にとって頭の痛い問題であり、プラットフォームの信頼を損なうことになります。
アプリケーションを保護することに加えて、Ultiusは、普遍的なユーザー体験を提供しながら、全世界に素早く拡大できるようにしておくことを希望していました。つまり、失敗の心配のないマネージドDNSプロバイダーおよびCDNを探して、エンドロケーションがどこであるかに関係なくユーザーにコンテンツを素早く配信するということです。
Ultiusにとってのソリューション:安全性と安定性を確保するために構築された高性能ネットワーク 「他のソリューションを検討しましたが、Cloudflareが最も堅牢で使いやすいことがわかりました」とDedovic氏は述べています。「既存のインフラストラクチャはDDoS保護の上限が5 Gbpsに設定されていたのに対して、Cloudflareは攻撃の規模に関係なく保護する定額制のDDoS対策を提供します。」
「ダウンタイムが発生すると、そのダウンタイムの1時間あたりのコストを計算し、1年 に発生する頻度を計算しました。具体的な数字を出すまでもなく、サービスのコストとサービスがオフラインになることのコストを比較するだけで、Cloudflareを利用することで高い投資収益率を達成できることが明らかでした。CloudflareのRate LimitingとWAFは、前のソリューションよりも20倍多く当社のインフラストラクチャを標的とした脅威を阻止するのに役立ちました。こうしたツールが揃っているCloudflareは、お客様の信頼と安全に対する当社のコミットメントを実現する手助けをしてくれます。」
CloudflareがAccessをリリースしたとき、Ultiusは内部リソースを外部からの侵入から守る潜在的なソリューションになり得るAccessをさっそく試してみたいと思いました。「Cloudflare Accessは、重要なデータエントリポイントに第2レベルの認証を追加することで、Webプロパティを大幅に強化するのに役立ちます」とDedovic氏は述べています。「機密データを含むリソースへのすべてのエントリポイントを保護するのに使用します。社内リソースを保護する強力で使いやすいソリューションです。また、技術変更なしに20分ほどでセットアップすることができました。私のチームは、苦痛を伴う遅いVPNの使用をやめたことを嬉しく思っています」とDedovic氏は話しています。
また、今ではUltiusは、Cloudflareのクラス最高のマネージドDNS、CDN、Argo Smart Routingといったサービスを使用して、Time-to-First-Byte(最初の1バイトを受信するまでの時間)を50%以上短縮し、アプリケーションのパフォーマンスを60%以上向上 させています。「Webサイトを高速化することで、当社はより良いサービスをお客様、見込み客、ライター、スタッフに提供することができます。Cloudflareのパフォーマンス向上サービスをアプリケーションに追加することで、コンバージョン率とサイト稼働率を高めることができました。」とDedovic氏は結論づけています。