Ivanti

ベンダー5社に代えてCloudflareを導入

Ivantiは、サービス提供をコントロールする、サービス管理プロセスを簡略化する、サービスやインフラストラクチャ全体のリアルタイムの可視性を得る、サービスパフォーマンスを最適化するために人、プロセス、およびテクノロジーの相互作用を調整する、といったことを組織が行えるようにします。

Ivantiの課題:スピード、保護、カスタム化

「Cloudflareを選ぶ要因となった当初の目標は次の3つのカテゴリーに分類することができます」とIvantiのシニアWebマーケティングマネージャーのAndrew Ariotti氏は説明しています。「1. 当社のマーケティングサイトと関連するWebアセットのページ読み込み時間を最適化する、2. 当社のWebアセットをDDoS攻撃から保護する、3. 異なる配信元サーバーにトラフィックをルーティングできるようにリバースプロキシルールをカスタム化する」

「Cloudflareを完全に実装する前は、ユーザーのために応答時間を速くするために、夜間プロセスで新しい静的サイトをレンダリングしていました」とAriotti氏は続けます。このアプローチは確かに読み込み時間を大幅に短縮しましたが、大きなデメリットがありました。動的コンテンツを配信する能力が制約され、デプロイメントプロセスは遅く、エラーが発生しやすく、セキュリティ関連のニーズに対処することはできませんでした」

Ivantiにとってのソリューション:最も速くて安全なネットワーク

Ivantiは複数の企業の合併によって誕生しました。つまり、異なるベンダーによって維持管理される複雑なインフラストラクチャに依存していたのです。「Cloudflareを利用する前は、当社のさまざまな部門が各自のニーズを満たすために、プロバイダーの寄せ集めに依存していました」とAriotti氏は言います。「Cloudflareを選んだのは、当社のニーズをすべて満たす、費用対効果の高い包括的なソリューションを提供していたからです」

現在、Ivantiは、DNS、コンテンツ配信、Web最適化、セキュリティのためにCloudflareを使用しています。「全世界にPOPを持つリバースプロキシとしてCloudflareを利用することで、当社のWebアセットの堅牢性、パフォーマンス、セキュリティを大幅に高めることができます」とAriotti氏は指摘しています。幅広いCloudflareのサービスを利用することで、Ivantiは自社Webサイトをより速くて安全なものにすることができます。企業にとってサイトを高速化できることは、ユーザー体験の向上を意味するので、ユーザーはプロダクトを再度利用したり、他者に推奨したりする可能性が高くなります。

現在、IvantiはCloudflareのWAF(Webアプリケーションファイアウォール)とRate Limitingを使用して、ユーザーのためにサイトを保護して稼働率を高めています。CloudflareのWAFは、ネットワーク上の2500万のインターネットプロパティからの脅威インテリジェンスを利用して、最新の既知の脆弱性および攻撃からIvantiを保護します。また、Ariotti氏は次のように述べています。「現在、Rate limitingを使用して、4倍または5倍のレスポンスになる大量のリクエストが到達するのを防止しています。そうした事態が起きると、攻撃者はキャッシュをバイパスして、配信元サーバーを圧倒してサイトをオフライン状態にする可能性があります。」セキュリティソフトウェア会社であるIvantiは、顧客データを安全に保ち、インターネットアセットを保護することの重要性を認識しています。Ariotti氏は次のように説明しています。「当社はセキュリティソフトウェアを販売しているので、セキュリティビジネスにおいて会社の評判がいかに重要であるかを知っています。Cloudflareは、当社サイトのセキュリティを強化してくれます。当社が評判を守り、コアビジネスにリソースを集中させることで生産性を高めることができるようにします」

Ivanti
関連導入事例

Cloudflareは、当社のサーバーへの負荷を軽減しながら、当社のグローバルリーチを拡大します。

Andrew Ariotti氏
シニアWebマーケティングマネージャー

当社では、Cloudflareがサイトのセキュリティを強化してくれているおかげで、コアビジネスにリソースを集中して生産性を高めることができます。

Andrew Ariotti氏
シニアWebマーケティングマネージャー