Alpargatas

Alpargatasは、Cloudflareの利用によってグローバルeコマースプラットフォームの安全確保と拡張を行っています。

Alpargatasは世界的なコンシューマーブランドグループで、Havaianas（ハワイアナス）ビーチサンダルが最も有名です。Alpargatas Groupはブラジルを本拠とし、欧州、中南米、米国を含む世界中の顧客向けに40を超えるeコマースプラットフォームを運営しています。

課題：認知度の高いブランドのパフォーマンスとセキュリティを確保

Alpargatasは、消費財業界で非常に有名なブランドを多数所有しています。そうしたブランドの成功は、世界中の顧客に快適なユーザーエクスペリエンスを提供することにかかっています。

「Alpargatasは、消費者の日常生活に軽やかさと喜びをもたらす素晴らしいブランドを提供し、世界中の消費者に喜んでいただけるよう尽力しています」と、Alpargatasの情報セキュリティ・プライバシー担当エグゼクティブマネージャー、Felipe Bonomo氏は述べています。

複数のeコマースチャネルで世界中の顧客にサービスを提供するには、ユーザートラフィックを適切なプラットフォームに迅速にルーティングするソリューションが必要です。さらに、非常に注目度の高いブランドを詐欺その他の潜在的なセキュリティ脅威から保護する必要もあります。

Workersとキャッシングでアプリケーションのパフォーマンスと信頼性を確保

Cloudflareのグローバルネットワークは、Alpargatasのeコマースプラットフォームの可用性とパフォーマンスを確保するのに不可欠です。世界330か所以上のロケーションに広がるCloudflareネットワークは、Alpargatasのeコマースプラットフォームを保護し、その顧客ベースに優れた接続体験を提供するのにうってつけの類い稀な位置にあります。

AlpargatasはCloudflare WorkersとArgo Smart Routingを使って、複雑なインフラ全体のルーティングを管理し、改善しています。

「Alpargatasでは、世界中の当社eコマースソリューションへのアクセスをWorkersで管理しています。Workersを使えば、アプリケーションパフォーマンスやユーザーエクスペリエンスを損なうことなく、トラフィックを精密に管理することができます。」（Bonomo氏）

Cloudflare WAFとBot Managementで標的型攻撃をブロック

Alpargatasは、HavaianasやRothys（北米のサステナブルフットウェアブランド）など認知度の高いブランドを管理しています。これらは、サービスの中断や企業への詐欺行為を目的としたサイバー攻撃の標的にされやすいブランドです。

攻撃の多くは、悪性ボットを使った商品の購入と再販、買い占め、顧客アカウントのクレデンシャルスタッフィングです。

「ブラジルでは、詐欺行為を専門に行うグループが多く存在します」とBonomo氏は言います。「 CloudflareのBot Managementソリューションでそうしたリスクを軽減できるのは、Alpargatasにとって大きなメリットの1つです。」

簡素化と集中管理でセキュリティ効率を向上

40超のグローバルeコマースプラットフォームのセキュリティ管理は、複雑な作業になりかねません。Bonomo氏は、Cloudflareのユーザービリティと中央集中型管理が、Alpargatasのセキュリティオペレーションのスケーラビリティを確保する上で鍵になっていると述べています。

「Cloudflare製品は管理がとても簡単で、不必要に複雑化せずにスケーラブルなセキュリティを実現できます。インターフェースは直感的で、ルールをカスタマイズしたり新しいルールやフィルターを実装したりするのも容易です。」

Alpargatasにとっては、Cloudflare製品の多様性も大きな魅力でした。同社は、インダストリー4.0と5Gネットワークに適応するためのデジタルトランスフォーメーションイニシアチブに取り組んでおり、主要なネットワークセキュリティ機能を単一のソリューションに集約することにより、セキュリティオペレーションの合理化とビジネスの拡張を容易に行うことができます。